野球のバックネット裏

映画「人生の特等席」のネタバレと感想。ファン必見!昔のイーストウッドも登場!?

映画「人生の特急席」は、メジャーリーグの名スカウトである父・ガスと、その娘であり弁護士のミッキーの親子関係を描いたヒューマン・ドラマです。

 

クリント・イーストウッドは、一時は俳優を引退宣言をしていましたが、映画「人生の特急席で4年ぶりに映画界に復帰しました。

 

また、映画「人生の特等席」は、今までクリント・イーストウッドと共に映画を製作してきたロバート・ローレンツの初監督作品でもあります。

 

映画「人生の特等席」の中では、古き良き時代のアメリカを思わせる素晴らしい曲がたくさん流れてきます。

 

その曲に合わせて、ガスとミッキーがお互いに理解を深め、次第に親子の絆を取り戻していきます。

 

こちらのページでは、映画「人生の特等席」のあらすじや、ネタバレを含めた感想、映画の中で流れる音楽についてまとめました。

 

また、映画「人生の特等席」が初監督作品となったロバート・ローレンツについてと、アトランタ・ブレーブスの球団フロントを演じたロバート・パトリックについてもまとめてみました。

 

 

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映画の概要

 

概要

製作:2012年 アメリカ
放映時間:111分
原題:CONTAGION
配給:ワーナー・ブラザース映画

 

 

おすすめ度

ストーリー 4
演出 4
映像 3.5
音楽 4.5
総合 4

 

 

 

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スタッフ・キャスト

スタッフ

  • 監督:ロバート・ローレンツ
  • 製作:クリント・イーストウッド、ロバート・ロレンツ、ミシェル・ワイズラー
  • 脚本:ランディ・ブラウン
  • 音楽:マルコ・ベルトラミ

 

 

キャスト

  • ガス・ロベル : クリント・イーストウッド
  • ミッキー・ロベル -:エイミー・アダムス
  • ジョニー・フラナガン -:ジャスティン・ティンバーレイク
  • ピート・クライン -:ジョン・グッドマン
  • ヴィンス : ロバート・パトリック
  • フィリップ・サンダ:ソン – マシュー・リラード

 

 

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映画のあらすじ

かつては大リーグの名スカウトとして知られていたガスですが、ここ数年はなかなかいい選手を見つけられず、球団フロントはガスの手腕に疑問を持ち始めていました。

 

スカウトマンにとって視力はとても大事な要素ですが、ガスは年齢によって視力が衰え始め、選手の動きがよく見えていませんでした。

 

そんな時期に、ガスは次のドラフトで非常に注目されていた天才バッター・ボーの視察に向かいます。

 

上司でもあり、古くからの友人でもあるピートは、そんなガスを心配し、ずっと疎遠になっていたガスの娘・ミッキーにガスに同行して手助けをしてくれないかと持ち掛けます。

 

ミッキーは、法律事務所で雇われ弁護士として働いていましたが、やる気と能力を買われ、事務所の共同経営者への昇格を目前にしていました。

 

ミッキーは、一度ピートからの依頼を断りますが、父・ガスが視力に障害があるという事実を知り、休暇を取ってガスに同行する決意をしました。

 

しかし、ガスとミッキーは、長年疎遠の関係にあったため、お互いの関係はギクシャクしていました。

 

そこへ、他球団のスカウトであるジョニーが、ガスと同じくボーの視察のために現れました。

 

ジョニーは、かつてガスが投手としてスカウトした人物でした。

 

ジョニーは、ボーの視察の間、ずっとガスとミッキーと行動を共にする事になります。

 

ガスとミッキーは、初めのうちは衝突し合いますが、ジョニーの存在により徐々に二人の距離が近くなっていきます。

 

そして、ガスとミッキーは、お互いに心のうちを話す事で、それぞれの過去に長く秘められた真実が明らかになっていきます。

 

果たして、二人は父と娘の絆を取り戻す事ができるのでしょうか?

 

 

 

 

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映画「人生の特等席」のネタバレと感想

映画「人生の特等席」は、野球をテーマにしたヒューマン・ドラマです。

 

映画全体を通しての感想は、感動的でさわやかな後味の映画だと思いました。

 

ただ、キャラクターの設定にちょっと無理があるかなと思った部分もありました。

 

具体的には、ガスの娘・ミッキーがなぜあんなに野球に詳しいのかというのと、ミッキーがメジャーにスカウトされるようなすごい投手の球を普通に受けられるところですね。

 

そうは言っても、映画「人生の特等席」はリアリティを追求する映画ではないので、僕的には全然アリだなと思いました。

 

現に、映画を観ながら思わず涙しそうになった場面もいくつかありました。

 

映画「人生の特等席」は、感動的なヒューマン・ドラマなので、登場人物の人間関係に着目すると、より面白く映画を視聴できるのではないかと思います。

 

映画を観る際には、以下の3点に着目すると面白いですよ。

  • 父・ガスと娘・ミッキーの親子関係
  • 娘・ミッキーとかつてガスがスカウトした投手・ジョニーとの恋愛関係
  • ドラフト注目の天才バッター ・ボーと無名の天才投手

 

ガスとミッキーとの親子関係

父・ガスと娘・ミッキーは、6歳の時に離れ離れになって以来、心に壁ができ、お互いを深く理解する事はありませんでした。

 

しかし、ノース・カロライナでのスカウトの旅で多くの時間を共にする間に、お互いに衝突し合いながらも、徐々に心の距離が縮まっていきます。

 

実は、ガスがミッキーから離れたのには、深い理由がありました。

 

ミッキーは、ガスと時間を共にする事で、ガスがなぜミッキーから離れていったのかを理解します。

 

そこから、ガスとミッキーは、次第に心の距離が縮まっていき、今まで失ってきた親子の関係を取り戻していきます。

 

ガスは本当は娘・ミッキーの事をとても気にかけていますが、無骨で不器用なため、その気持ちがうまくミッキーに伝わりません・・・。

父と子
pixabay

 

無骨で不器用な父という役柄は、クリント・イーストウッドにはぴったりの役だったように思います。

 

父・ガスは、言葉遣いも荒く、いつも機嫌が悪いですが、本当はとても心優しい父親です。

 

クリント・イーストウッド演じるガスは、さすがにダーティ・ハリーほどの無骨さはありませんでしたが、ダーティ・ハリーの時のクリント・イーストウッドを思い出させるような雰囲気が出ていました。

 

映画の中では、ミッキーが子供の頃を回想するシーンがありますが、そのシーンでは若い時のクリント・イーストウッドが登場します。

 

ちなみに、あの若いクリント・イーストウッドは、1982年製作の映画「ファイヤーフォックス」の映像なんだそうです。

 

 

ミッキーとジョニーの恋愛関係

かつてガスがスカウトした投手・ジョニーは、引退後、レッドソックスのスカウトをしていました。

 

そのジョニーが、たまたまガスと同じく天才バッター・ボーの視察に来ていました。

 

そこでミッキーとジョニーは、初めて出逢う事になります。

 

ミッキーは、子供の頃にガスと離れ離れになったせいで、心に壁ができてしまい、なかなか恋人と深い関係になる事ができませんでした。

 

しかし、ジョニーの優しさにより、ミッキーは徐々にジョニーに心を開いていきます。

 

ミッキーは、ジョニーと出逢う前まで、同じく弁護士をしている男性からプロポーズされていましたが、恋人として深い関係になる事にためらいを感じていました。

弁護士 デスクワーク
pixabay

 

ジョニーと弁護士の男性の関係性は、ミッキーは本当は弁護士になりたかった訳ではなく、父・ガスと同じように野球に携わる仕事がしたかったのを暗に示唆していたのかなと思いました。

 

ミッキーが弁護士になったのは、父・ガスに認められたかっただけなんだと。

 

ミッキーとジョニーの恋愛関係を通して、ミッキーが父・ガスに抱いていた思いを間接的に表現しているように感じました。

 

 

 

ドラフト最大の注目を集める天才バッター ボー・ジェントリーと無名の天才投手との関係性

天才バッターのボーは、世間から注目されているとても人気のある選手でした。

 

しかし、ボーはとても傲慢で、人を見下すような嫌な選手でした。

 

一方、映画の後半で無名の天才投手が登場します。

 

その無名の天才投手は、ボーとは対照的に非常に謙虚で物静かな性格でした。

 

その無名の天才投手は、実は映画の途中で何度か登場していましたが、だれもその存在に気付いていません。

 

しかし、ミッキーがガスのスカウトの旅に同行した事で、ミッキーの目に留まり、一躍脚光を浴びる存在になりました。

ピッチャー
pixabay

 

天才バッターと言われている傲慢な性格なボーと、今までまったく無名だった謙虚で物静かな天才投手。

 

この二人が、映画の中ではとても対照的に描かれていました。

 

映画の最後の方で、無名の天才投手と天才バッター・ボーが対戦するシーンが出てきます。

 

しかし、ボーは無名の天才投手の球をバットにかすりもしませんでした。

 

このシーンがとても爽快で、感動的でした。

 

無名の天才投手って、誰なんだろう?って視点で観ていくと、より映画が楽しめるのではないかと思います。

 

 

 

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ロバート・ローレンツが念願の監督デビュー

映画「人生の特等席」の監督を務めたのは、ロバート・ローレンツです。

 

ロバート・ローレンツは、クリント・イーストウッドの制作会社マルパソ・プロダクションズの所属で、映画「人生の特等席」で念願の監督デビューを果たしました。

 

以前にクリント・イーストウッドが監督を務めた「マディソン郡の橋」でロバート・ローレンツは、助監督を務めています。

 

また、「ミスティック・リバー」、「硫黄島からの手紙」では、ロバート・ローレンツは、助監督の他に製作も担当しています。

 

同じくクリント・イーストウッドが監督を務めた映画「ミリオンダラー・ベイビー」では、ロバート・ローレンツは製作総指揮を務め、アカデミー作品賞に選ばれました。

 

こうして見ると、ロバート・ローレンツは、クリント・イーストウッドとずっと二人三脚で映画を製作してきたんですね。

 

映画「人生の特等席」は、クリント・イーストウッドの愛弟子とも言えるロバート・ローレンツの初の監督作品です。

 

クリント・イーストウッドと言えば、「ダーティハリー」の時のような頑固で無骨な人間性が魅力ですが、今回の映画「人生の特等席」でも、そんなクリント・イーストウッドの魅力が十分に伝わってきます。

 

 

 

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映画「ターミネーター2」T-1000役のロバート・パトリックがヴィンス 役で出演

映画の中では、アトランタ・ブレーブスの球団フロントとして、ロバート・パトリック演じるヴィンスが登場します。

 

「ん?この人どっかで見た事あるな・・・。」って思ったんですが、映画の最後まで思い出せませんでした。

 

気になって調べてみたところ、映画「ターミネーター2」のT-1000役がロバート・パトリックだったんですね。

ターミネーター
pixabay

 

喉のつかえが取れてスッキリしました。

 

映画「ターミネーター2」のT-1000って、倒しても倒しても向かってくる恐ろしいターミネーターです。

 

そのせいか、今回の映画「人生の特等席」でも、球団フロントのヴィンスがなぜか恐い人に見えてしまいました。

 

ロバート・パトリックは、他にもこのような作品に出演しています。

 

  • ザ・フューチャーハンター(1986)・・・スレイド役
  • アイ・オブ・ザ・イーグル(1987)・・・ジョニー役
  • ダイ・ハード2(1990)・・・オライリー役
  • ラスト・アクション・ヒーロー(1993)・・・『ターミネーター2』のT-1000役
  • 氷の仮面(1994)・・・ジャーヴィス・スコット役
  • ダブルドラゴン(1994)・・・コガ・シューコー役
  • 素顔のままで(1996)・・・ダリル役
  • イン・マイ・ライフ(1997)・・・トム・ライアン・マクヘンリー役
  • コップランド(1997)・・・ジャック役
  • ダブル・リアクション(1997)・・・レオ役
  • パラサイト(1998)・・・ジョー・ウィリス(コーチ)役
  • スパイキッズ(2001)・・・ミスター・リスプ役
  • チャーリーズ・エンジェル フルスロットル(2003)・・・レイ・カーター役
  • ネバー・サレンダー 2006)・・・ローム役
  • S.W.A.T. 闇の標的(2011)・・・ウォルター・ハッチ役
  • ポイズンローズ(2019)・・・ビング・ウォルシュ保安官役

 

こうしてロバート・パトリックの過去の出演作を見てみると、やはり恐い系のキャラクターが多めですね。

 

 

 

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映画「人生の特等席」で流れる音楽

映画「人生の特等席」は、感動的なスポーツ・ドラマですが、感動的なシーンに合わせて映画を盛り上げてくれる素晴らしい曲が流れてきます。

 

映画の中では、ガスが妻との過去の幸せな生活を回想するシーンがありますが、そのシーンで流れている曲は、Jimmie Davisの「You Are My Sunshine」です。

 

また、映画の最後は、とても清々しい気持ちにさせてくれますが、エンディングで流れる曲は、The Neighbors & Greg Campの「On My Way 」です。

The Little Box of John Hiatt、John Hiatt、CD- タワーレコード…

このアルバムの2枚目の14曲目に入ってますね。

 

その他には、こんないい曲が流れていました。
Phillip Phillipsの「Home」

フィリップ・フィリップス、Phillip Phillips、CD- タワーレコード…

 

The Holliesの「Long Cool Woman in a Black Dress」

Look Through Any Window、The Hollies、DVD- タワーレコード…

このアルバムの21曲目です。

 

John Hiatt の「Have a Little Faith in Me 」はこちらですね。

 

映画「人生の特等席」には、いい曲がたくさんあるので、映画の中で流れる音楽も楽しみの一つですね。

 

 

まとめ

映画「人生の特等席」は、なぜミッキーがあれほど野球に詳しいのかなど、いくつか「???」と感じる部分がありました。

 

けど、全体的には、とても爽やかな気持ちさせる感動的ないい映画だと思いました。

 

また、感動的な場面で流れてくる音楽も、映画のイメージにぴったりなとてもいい音楽でした。

 

映画「人生の特等席」は、古きよきアメリカを感じさせる感動的で、とてもいい映画でした。

 

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